試験機器データ統合管理ソリューション Sm@rtline Data Cockpit(略称:SDC)
Sm@rtline Data Cockpitは、品質試験の現場で、様々な連携方式の試験データを吸い上げ、上位システムと連携させるミドルウェアソリューションです。DI(データインテグリティ)要件に対応した電子記録・電子署名も提供いたします。
概要
SDCは、ドイツのAGU社が開発する、品質試験の現場で試験機器と上位システムをスムーズに接続するミドルウェアソリューションです。
様々な通信プロトコルの機器に対応した膨大なドライバーライブラリにより新たな開発を最小限に抑え、データを一元管理して一貫性のあるデータ構造へ整えます。また機器と上位システム間のインターフェースをSDCに集約することで、検証やメンテナンスにかかるコストを最小限に抑えます。GxPやDIに対応した高い信頼性も確保しており、データの収集から可視化までのプロセスを実現します。
機能
- 機器のデータ統合
多種多様な機器(PLC、センサー、分析装置など)に対応した接続ドライバーを搭載しています。既存の設備を活かしたまま、通信プロトコルの違い(ファイル、OPC-UA、RS-232Cなど)を吸収して通信を確立します。 - データ構造化
各機器から出力される様々な生データを、上位システムでの活用に適した一貫性のあるデータ構造に変換します。タイムスタンプの同期や、規格値に基づいた判定やアラートの制御も可能です。 - システム連携ハブ
REST APIやXMLなどのインターフェースに対応しており、SAPなどのERP・LIMS(試験情報管理システム)・MES(製造実行システム)・ELN(電子ラボノート)などとシームレスにデータを受け渡します。 - 設備状況の可視化
ダッシュボード機能にて、機器の稼働状況や試験の状況がモニタリングできます。
特長
- 豊富な接続実績
世界中での導入実績によって蓄積された膨大なドライバーライブラリを活用することで、新たな開発を最小限に抑え、短時間でのシステム導入が可能です。 - 接続台数や機能に応じたライセンス
ユーザーライセンスは必要なく、ユーザー数によってSDCの使用が制限されません。ライセンスは接続する機器の台数や機能拡張(上位連携など)に利用されます。 - ブランド・導入実績
Industry 4.0の先駆者であるドイツで生まれ、GxPにも準拠しています。また、世界トップクラスの製薬会社25社で使用されています。
導入効果
- 導入スピードの向上
ドライバーライブラリの活用により機器接続の開発工数が削減され、システム稼働までの期間を大幅に短縮できます。一般的なインターフェースに対応しており、上位システムともスムーズに接続可能です。 - 導入・運用コストの削減
ユーザーライセンスは不要であり、必要な機器ドライバーのみを選択して導入できるため、余計なコストがかかりません。また、上位・下位ともにインターフェースをSDCに一元化することで、検証やメンテナンスにかかるコストの削減が見込めます。 - 品質・スループットの向上
GxPやDIに対応しており、データの改ざん防止と信頼性の確保や、製品の品質保証の強化を実現します。またキャリブレーションや試験規格を設定することにより、測定実施や上位送信に制限をかけ、試験業務の効率を向上させます。
B-EN-Gの導入支援
品質管理領域に深い知見を持つB-EN-Gが、お客様の試験業務プロセスを理解した上で最適な導入をご提案します。散在するデータを一つの「コックピット」に集約・可視化することで、品質試験のデジタル化を促進し、業務の精度向上と生産性の最大化をサポートします。
さらに、B-EN-Gが取り扱うERPやMES・LIMSなどの導入については、SDCとの接続を含めて対応します。またライフサイエンス業界で不可欠なCSV(コンピュータ化システムバリデーション)やDI(データインテグリティ)のご支援も可能です。確かな技術力と豊富な導入実績を活かし、お客様の品質保証体制の高度化を共に実現します。
※Sm@rtline Data Cockpitは、AGU社の商標または登録商標です。Sm@rtline Data Cockpitの製品ページはこちら