医薬品業界向けパッケージB-EN-Gp JD-NET Solution for SAP S/4HANA
「B-EN-Gp JD-NET Solution on RISE with SAP」は、SAP S/4HANAの機能に医薬品業界データ交換システム(JD-NETシステム)と連携するための機能を付加した医薬品業界向けSAP社公式認定ソリューションです。
ビジネスエンジニアリングは医薬品業界へのSAP ERP導入の経験から医薬品業界に必要な機能を標準・汎用化し、テンプレート「B-EN-Gp」を構築しました。「B-EN-Gp JD-NET Solution on RISE with SAP」は、医薬品業界のSAP S/4HANAへの移行や新規導入時のJD-NETとの連携のご要望と今後のテクノロジーの進化に対応し、「医薬品が必要な人々に確実に届ける」仕組みとしてご利用いただけます。
概要
「B-EN-Gp JD-NET Solution」はSAP S/4HANAのFI(会計)、MM(在庫管理)、SD(販売管理)モジュールと、JD-NETと連携するEDI機能及びその業務プロセスを実行する機能群で構成されています。
実績豊富な医薬品業界向けテンプレートB-EN-Gpの標準設定値として環境を提供しており、簡単な初期設定ですぐにプロトタイプを確認できます。短時間でGAPを洗い出し、コンフィグレーションを高精度に設定できます。また、手間のかかるインターフェースを従来より容易に構築できます。SAP社が提供する最新のテクノロジーに対応します。
■ソリューションの範囲;赤枠及び矢印
特徴
- グローバルテンプレートと共存可能
- B-EN-Gpでは、各国展開や多業種展開している企業でも問題なく利用できるように、業務ロジックを販売組織単位に組み込んでいます。
例えば、グローバルテンプレートを用いる場合、販売組織を個別に定義することで、JD-NETへの連携機能を日本の医薬品業界固有要件として、他国や異業種に影響を与えず業務を遂行できます。 - シンプル化により作業負担を軽減
- 機能・マスタのシンプル化:SAP S/4HANAにマスタ・機能を集約しています。そのため、マスタの2重メンテナンスや同期処理などは不要です。
バージョンアップ時の作業負荷軽減:EDIサーバーのOSバージョンアップが必要になった場合でも、疎通確認のみの検証で済みます。 - 日本語・英語の実践的な資料を完備
- システム利用・運用 方法を記載した「機能説明書」、業務マニュアルの基となる「業務説明書」、移行ツール、構築時に使用するワークシートなどドキュメント類も豊富です。
「業務説明書」及び「機能説明書」は日本語版、英語版の両方を備えており、グローバルに対応できます。 - マルチデバイス対応のFioriを採用
- 受注管理や出荷・請求、在庫管理ではFioriを実装し、タイル画面での一覧表示や各種ヘルプ機能が利用できます。
上記の特徴に、RISE with SAPの持つ価値がベースとなっています。
- 導入アプローチ:規定のテクニカルアセスメントを記載すれば短期間での環境構築ができます
- 将来に備えた技術サポート:バージョンアップ、システムコンバージョンで利用する、アドオン・モディフィケーションチェックのツールが提供されています。これら、今後の成長テクノロジーを検証できるSAP周辺環境が提供されます。
- 運用場面:技術面で安心、SAPプロフェッショナルによる運用
豊富なJD-NET連携機能
■図は受注から仕切書データ送信するまでの機能および価格連絡データ送信機能
■連携機能代表例
資料ダウンロード
「B-EN-Gp JD-NET Solution on RISE with SAP」のリーフレットをダウンロードできます。
- 医薬品業界向けパッケージ「B-EN-Gp JD-NET Solution on RISE with SAP」
医療機器・医療材料業界向けEDI連携
医薬業界向けのJD-NET Solutionのほかに、MD-NET(医療機器・医療材料業界向けEDI)と連携するSAP S/4HANAの販売物流ソリューションを提供しています。
■MD-NET連携対応データ
発注情報、欠品情報、仕切情報