【第三回】男性社員3人のリアルな声から学ぶ育児休業 -体調不良への対応・これからの働き方-

2026.02.20

B-EN-Gの人 対談
#ライフステージ支援 #働き方

1 「育業」とは東京都の育児休業の愛称です。本記事ではこちらの表現に統一させていただいております。

前回は、3名の社員による育業からの復職後の働き方や日々の育児と仕事の両立、そして子どもの成長に伴う親自身の変化について伺いました。最終回となる今回は、どの家庭も直面する体調不良への対処法や、これからの働き方への展望、そしてこれから育業される方へのアドバイスについてお伝えします。

<参加者>
プロダクト事業本部 町田さん(写真左)
4歳の娘の父。20208月の第1子誕生時に4ヶ月間の育業。mcframeの導入支援やパートナー支援、動画制作などを担当。妻も同じIT業界で働く共働き家庭。
ソリューション事業本部 藤本さん(写真中央)
小学6年生の長男と2歳半の次男の2児の父。第1子の時は育業せず、第2子誕生時に2ヶ月間の育業。IoT導入と保守を担当。
プロダクト事業本部 西村さん(写真右)
3歳の息子の父。20215月の第1子誕生時に5ヶ月間の育業を取得。mcframeシリーズのSaaS版「mcframe X」の製品企画を担当。2週間に1回程度、息子とプールに通う。

※所属部門・お子様の年齢は取材当時のものです。

突然の体調不良への対応

育児をしていると、避けられないのが子どもの突発的な体調不良です。特に保育園に通い始めると、1年を通じて感染症にかかる機会が必然的に多くなります。
突然の体調不良はどう対応しているのか?3人の話からは、各家庭で仕事を調整しながら家族で協力していることが伺えました。

町田さんの家庭では、自身の両親にもサポートをお願いすることもあると言います。
「子どもが感染症にかかると、保育園に連れていけなくなります。まず当日は私か妻、どちらか調整可能な方が病院に連れて行きます。問題はそこから数日間ですね。発熱~解熱まで最低3日は保育園へは登園できないので、仕事のアポイントをキャンセルまたは調整するか、難しい時は両親にヘルプをお願いし、看病のために自宅へ来てもらっています。」
娘が4歳になった現在は、以前と比べて対応しやすくなったといいます。「12歳の頃は子どものコントロールが難しく、会議中にパソコンのコンセントをいじってしまうこともありました。今はお願いを聞いてくれるようになったので、『動画を見てて』と言えば対応できる日も増えました。」
藤本さんは、家族内で順番に感染した経験について語りました。
「上の子がインフルエンザにかかった時は、次に下の子がかかって、次に私、そして妻…という順番で罹患しました。みんな39度くらいの発熱で大変でしたが、妻が最後の砦として、とても頑張ってくれました。コロナの時も同じような流れでしたが、妻は看病をしている中でも体調を崩さず、私の方が先にダウンしてしまいました…」そんな時でも、子ども達の体調不良も2人で協力して乗り越えているといいます。
「病院に連れていく時は、私が車を出して妻が付き添うなど、2人で何とか対応しています。突発的に仕事を休まざるを得ない時もありますが、そこは柔軟に対応させてもらっています。」

西村さんも、藤本さんと同じように、家族が順番に感染したり、子どもの体調不良による突発的な対応を経験しています。
「家族が順番にかかると全員回復するまで2週間近くかかることもあります。そういう時は2週間テレワーク()にして対応します。子どもには動画を見てもらいながら、私は仕事をしたり、打ち合わせの時間を調整したりして、なんとか乗り切っています。0歳で保育園に入れた時の冬、89ヶ月の頃が一番体調を崩しやすかったです。1歳の時も12月から2月は大変でしたが、徐々に体調を崩す機会も少なくなってきました。2歳くらいからは、体も強くなってきた実感があります。」

B-EN-Gでは月の50%を目安に在宅勤務が可能。また、1か月単位での完全在宅勤務も可能。働き方に関するB-ワークライフバランス制度」で選択できる働き方は下図参照。

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これから子育てに向けて考えていることと、育業する方へのメッセージ

それぞれが、これからの子育てに向けて考えていることや、これから育業する人たちへのメッセージを語ってくれました。

計画性を持つことの大切さ(藤本さん)

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藤本さんは、自身の経験から計画性の大切さを言葉にしました。「子どもが成長すると少しずつ手は離れていくと思うので、職場のメンバーには、小学校低学年くらいまではもう少しお付き合いいただければと思っています。今日のお話を聞いて、改めて計画性の大切さを実感しました。これから育業される方には、引き継ぎの計画や育業中の過ごし方、保育園の選び方など、色々考えておくことをお勧めします。」
現在藤本さんは、第2子が入園する幼稚園について検討中です。「妻が幼稚園について調べています。子どもが日々楽しく過ごし、成長できる園がどこか検討しています。これから私も一緒に、頑張って探していきたいと思います。」

情報収集と柔軟な対応(西村さん)

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西村さんは、今後の課題として習い事や小1の壁について考えているといいます。
「習い事について、周りの人にリサーチすると体操や水泳を習わせている人が多いように感じました。体操は体の使い方が上手になりそうなので、子どもが先生の指示や、お話を聞けるようになったら始めてもいいかなと思っています。」
また、小学校入学後の対応についても情報収集を始めたと言います。「小1の壁についても気にしています。学童や保育園にはなかった夏休み、子どもが早く帰ってくるようになった時にどう対応するか、先輩社員の話を聞いていきたいと思っています。」
自身も熱心に情報収集をしたという西村さんは、これから育業する方へのアドバイスとして、情報収集の大切さを挙げました。「待機児童や保育園について自分で調べたり、YouTubeやウェブサイトで離乳食の進め方なども調べました。仕事と一緒で、ちゃんと調べると情報が得られて、より具体的なイメージがわくようになるので、事前の情報収集は大事だと思います。」

子どもの自立をサポートしたい(町田さん)

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町田さんは、子どもの成長を楽しみにしているといいます。
「藤本さんのお話にあった、子どもの考えが自立していく過程がいつ自分の子にも表れるのか、今から楽しみです。それをサポートしていけるような環境づくりを頑張っていきたいと思っています。自分がやらせたいことと、子どもがやりたいことは違うと思うので、そこは柔軟に対応できればと思います。」
加えて、これから育業する方へは、柔軟な姿勢の大切さを伝えました。「良い育児の情報はたくさんありますが、結局やってみないとわからないことも多いです。予習はできますが、理想と違うこともあります。構えすぎずに、その場その場で少しずつ経験しながら、仕事と同じようにステップアップしていければいいのかなと思います。」
そして、町田さんは、支えてくれる周りの人たちも大切にしたいと言います。「仕事も社会の環境も、子育てを支援してくれる仕組みがありがたいです。その環境を作ってくださる方々に感謝していますし、私たちもその環境を作っていく立場になれればと思います。」

おわりに—育業取得を検討されている方へ

3回にわたってお届けしてきた育業経験者のインタビュー。最終回では、育業明けには避けられない突発的な体調不良への対応や、これから育業する方へのアドバイスをお伝えしました。


3人の話から子どもの成長とともに状況は変化していくことも感じられました。体調不良などが起こりやすい0歳から2歳くらいまでは特に大変な時期ですが、子どもが成長するにつれて生活も安定していきます。その一方で進学や子ども自身の成長に伴い、家族を取り巻く環境はもちろん、悩みも変化し続けます。
そのような中でも、ワークライフバランスを保ち、自分らしいキャリアを築くには、テレワークや短時間勤務といった働く場所や時間を選べる制度など、時々の状況に応じた働き方を選択できることが重要です。それに加えて、大切なのは、職場のメンバー、家族、そして社会全体の理解とサポートです。
育業を検討されている方は、ぜひ職場やご家族、周りの皆様に相談しながら、ご自身に合った計画を立てていただければと思います。

B-EN-Gは、制度と理解の両方が揃ってこそ、社員は安心して仕事と育児の両立に取り組めると考えています。
これからも社員一人ひとりが安心して育業し、仕事と家庭を両立できる環境づくりに取り組んでまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このインタビューが、これから育業される方、また育児と仕事の両立に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

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