事例

某自動車部品メーカー様

SAP導入 アジア展開プロジェクト事例

某自動車部品メーカー様

課題

信頼性あるグローバル情報の集約

導入製品・ソリューション

SAP R/3、グローバル展開支援ソリューション

プロジェクトの背景

事例の国内大手自動車部品メーカーは、世界各国に工場および拠点を持ち、自動車部品の製造販売を行うグローバル企業である。

米州、欧州、アジア(日本を含む)の三極を中心として開発、製造、販売をグローバルに展開する中、グローバル企業としての経営インフラの整備が求められていた。特に成長著しい中国をはじめとしたアジアにおいて、信頼性の高いデータに基づく業務運営が必須であり、それを支える信頼性ある情報システムが不可欠となっていた。

導入パートナーにB-EN-Gを採用した理由

解決策として、中国、韓国、タイ、フィリピンの5工場への、グローバルテンプレートをベースとしたSAP導入を決定した。B-EN-Gは、グローバル展開プロジェクトの実績、関連会社を含めた中国での強固なサポート体制が評価され、グローバル展開導入のパートナーとして起用された。

プロジェクトの概要

第一フェーズとして、中国でのモデル導入と、他国への展開のためのテンプレート構築を実施した。その際、B-EN-Gが有する中国など各国のローカル要件に対する知見、これまでのグローバル展開プロジェクト実績に基づいたテンプレートをベースに、第一フェーズを進めた。

第二フェーズとして、第一フェーズで構築したテンプレートをベースに、各国への順次展開を進めた。その際、B-EN-Gは海外の自社拠点を利用し、現地のコンサルタントをアサインしている。コアチームはB-EN-Gメンバー、業務コンサルタントは各国の現地のコンサルタントを起用というプロジェクト体制である。

導入の効果

導入の効果として、標準化の推進と共通プラットフォームの確立が実現した。

原価計算手法などの標準化が可能となったとともに、SAPをプラットフォームとすることで本社とのスムースなインターフェースが可能となり、効率的な損益分析と評価、決算の効率化に繋がっている。

※記事内における組織名、役職、数値データなどは取材時のものです。閲覧される時点では変更されている可能性があります。ご了承ください。