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Kitagawa Industries completes PoC for carbon footprint calculation towards carbon neutrality
Utilizing B-EN-G's carbon footprint calculation system "mcframe 7 CFP"
INTEC supports project execution
Business Engineering Corporation
北川工業株式会社(愛知県稲沢市、代表取締役社長:平川 佳浩、以下「北川工業」)は、ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)のカーボンフットプリント算定システム「mcframe 7 CFP」を活用し、TISインテックグループの株式会社インテック(富山県富山市、代表取締役社長:北岡 隆之、以下「インテック」)との共同支援のもと、温室効果ガス(GHG)の製品単位CO2換算排出量(カーボンフットプリント)算定を目的としたPoC(Proof of Concept:概念実証)を完了しましたので、本日発表いたします。
北川工業によるこの度のPoCは、「mcframe 7 CFP」をベースとした初めての試みでしたが、ユーザー側の課題を明確にしつつ、お客様のCO2排出量削減に貢献できることが実証できました。ベンダー側としては、今後の製品開発・支援の方向性を見出すこともできました。
■ 北川工業のカーボンフットプリント算定への取り組みの背景
北川工業は、2030年度におけるCO2排出量の2020年度比30%削減を目標に掲げており、その目標達成に向けて、GHGプロトコルに基づいたScope1~3の組織単位の排出量の数値化を終えています。そして、次のアクションとして、取引先への製品単位CO2排出量の提示およびCO2排出量削減活動の本格化を目的に、製品単位のカーボンフットプリントに取り組むことにしました。
■ 北川工業の今後の取り組みと「mcframe 7 CFP」への期待
北川工業では今回のPoCの結果を受けて、次のように成果と期待を述べています。
「今回は、主要な13製品に絞って約4か月のPoCを実施しました。その結果、カーボンフットプリント算定を全製品に展開するための、組織的な課題や技術的な課題を明確にすることができました。組織的な課題としては、各部門の役割分担と算定プロセスの整備、技術的な課題としては、購買品・外注品のCO2排出原単位の算出や各種のCO2排出量配分ルールの整備などが挙げられます。今後、数か月をかけて、これらの課題を解決するための施策を組織横断で取り組みます。」
「mcframe 7の生産実績データに基づいてカーボンフットプリントを算定し、タイムリーで実態に即した情報を開示することで、お客様のScope3可視化・削減に寄与したいと考えています。また、当社目標に対しては、製品単位で具体的なCO2排出量の削減策に踏み込めるようになると考えています。」
■ 「mcframe 7 CFP」とは
自社開発の製造業向け生産・販売・原価管理SCM総合パッケージ「mcframe 7」に、製品単位でカーボンフットプリントを計算する機能を追加したソリューションです。
mcframe 7 CFP を導入することで、以下のような効果が期待できます。
- Since calculations can be made using the production results of the production management system and external environmental data as basic data, figures that reflect the actual situation can be calculated, taking into account factors such as yield.
- Since calculations can be done over short cycles of one to several months, it is possible to grasp trends over time, such as seasonal fluctuations and reductions due to reduction efforts.
- 製品別や構成品別、工程別などの視点で排出量を確認できるので、ホットスポットを見出して、集中的な対応を検討できます。
また、CO2排出量削減に向けたさらなる支援のため、将来的には他のmcframeファミリー製品との相互利用で、生産段階だけでなく、製品企画フェーズから経営の評価・分析フェーズまでを通し、お客様の環境負荷課題を総合的に解決していきます。
mcframe 7 CFP の詳細は https://www.mcframe.com/product/7/cfp をご覧ください。
■ 北川工業株式会社について
創業期の工業用ゴム製品の販売から始まり、様々なお客様と関わりを持たせていただきながら、「電磁波環境コンポーネント」「精密エンジニアリングコンポーネント」という、現在の中核となる事業へと裾野を広げています。これからも、加速し続ける技術革新の先を読み、よりよい製品、より効率的な生産システム、より革新的なものづくりを目指すお客様のファーストソリューションプロポーザーとしてチャレンジをサポートし、お客様とともに未来を切り開くベストパートナーであり続けます。
北川工業株式会社の詳細は https://www.kitagawa-ind.com/ をご覧ください。
■ 株式会社インテックについて
お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。
株式会社インテックの詳細は https://www.intec.co.jp/ をご覧ください。
■ ビジネスエンジニアリング株式会社について
ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心としたお客様のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用にわたるコンサルティングおよび支援サービス、ならびに自社開発のパッケージソフトウェア「mcframe」の販売、導入で豊富な実績を有しています。また、基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン(SCM)、IoT等で蓄積されたデータを活用して、システムの高度化やカイゼン活動をお手伝いしています。中国(上海)、タイ(バンコク)、シンガポール、インドネシア(ジャカルタ)、アメリカ(シカゴ)の5ヶ所に海外子会社を有し、海外進出企業に対しても、日本と現地でよりそいながら製品やサービスを提供し、お客様の経営課題を解決しています。
ビジネスエンジニアリング株式会社の詳細は https://www.b-en-g.co.jp/ をご覧ください。
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