Halo!PT. Business Engineering Indonesia(以下、BID)の千田です。BIDからのINSIDE-B登場は初めてですが、これを機に少しずつ現地の様子をお届けできればと思います。
BIDはインドネシアでmcframeを中心にERP導入支援を行っており、ジャカルタと工業団地エリアの2拠点で事業を展開しています。今回は、BIDメンバーが自分たちの手でブランドステートメントをつくり上げるまでの道のりなど、BIDのコーポレートブランディング活動についてご紹介します。
自分たちのブランドを意識するには?
B-EN-Gには「未来までよりそい抜く」というブランドステートメントがあります(英語表現は「Business Engineering for Growth」)。私自身、この言葉には深く共感しています。ただ、インドネシアのメンバーに同じ言葉をそのまま使っても、なかなか実感として届かないという課題がありました。言語の違いはもちろん、日々の業務の中でブランドというものを意識する機会が少なかったことも影響していたと思います。
そこで、BIDオリジナルのブランドステートメントをメンバー自身の手でつくろう、ということになりました。
メンバー全員で「BIDらしさ」を掘り起こす
ワークショップは日本から来たB-EN-Gのコーポレートブランディングチームのサポートを受けながら、2日間にわたって実施しました。BIDはジャカルタとチカランの2拠点あるため、1日目は合同で、2日目は各拠点に分かれて議論を深めました。「BIDの強みは何か」「お客様にどのような価値を提供しているか」を、メンバー同士で率直に意見交換しました。
普段一緒に仕事をしているメンバーでも、「そのような視点でBIDを見ていたんだ」と感じる発言が多くあり、私自身とても新鮮でした。短い言葉にまとめる作業は思った以上に難しく、格好いい言葉にしようとすると抽象的になりすぎ、逆に具体的にしすぎると会社の広がりが伝わりにくくなります。何度もディスカッションを重ねた末に、BIDのブランドステートメントが生まれました。
"Selalu Mendampingi. Pasti Ada Solusi."(常に寄り添い、必ず解決策がある。)
「Selalu Mendampingi(常に寄り添う)」は、BIDがERPコンサルタントとしてお客様の課題に向き合い続けてきた姿勢そのものです。「Pasti Ada Solusi(必ず解決策がある)」は、どのような状況でも答えを出し続けるという、チームとしての意志の表明です。正直、最初は「本当に皆が納得できる言葉にまとまるのだろうか」と心配していましたが、ディスカッションを重ねるうちに少しずつ方向性が見えてきました。単にきれいな言葉をつくったというより、「BIDのメンバーが自分たちで考え、自分たちで選んだ言葉」であることに大きな意味があると思っています。
ブランドステートメントが完成した後、「この言葉をどう視覚化するか」についても、メンバー自身に考えてもらうことにしました。社内でデザインコンペティションを開催し、9名の応募者から1次審査で5名のファイナリストを選出。各メンバーがデザインのコンセプトをプレゼンテーションし、最終的な優勝デザインは従業員の投票で決定しました。全員が選考に参加できる形にしたことで、とても盛り上がりました。なお、優勝者には賞金も用意していましたので、それが良い意味で火をつけたのかもしれません。
優勝したメンバーが提案したデザインコンセプトは「from complexity to clarity(複雑さから明快さへ)」。企業が直面するビジネスプロセスの複雑さを幾何学的なグラフィックで表現しながら、シンプルで力強いタイポグラフィへと視線が導かれる構成になっています。複雑さ(Complexity)・変容(Transition)・明快さ(Clarity)・成長(Growth)という4つの要素が、BIDがお客様に提供する価値を体現したデザインだと感じています。
自分たちで作ったステートメントを社内外に広げていく
決定したデザインは今後、オフィスの壁面、社内資料、ノベルティグッズなど、さまざまな形でBIDの日常に根付かせていく予定です。言葉が生まれ、形になり、空間へと広がっていく。BIDのブランディングの歩みは、これからが本番です。引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです。


