B-EN-G、NEDOのConnected Industries 推進のための開発事業に採択される
サプライチェーン組換えや全体最適評価可能な原価企画/見積シミュレーション
2020年12月10日
ビジネスエンジニアリング株式会社
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ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)の「サプライチェーン組換えや全体最適評価可能な原価企画/見積シミュレーション開発事業」(以下「本事業」)が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の助成事業「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組換えに資するデジタル技術の開発支援」の一つとして採択されました。
■NEDOが公募した事業概要について
新型コロナウイルスの世界的流行により製造サプライチェーンの寸断リスクが増大する中、サプライチェーンの柔軟で強靭な組換えを実現可能な事業体制の構築が重要となっています。そのためには、その時点で調達可能な部品で生産できる代替製品の迅速な設計・生産や、自社工場での生産継続が難しい場合に代替生産が可能な他の拠点や協力企業への生産工程の移管、代替生産を引き受けた企業における短いリードタイムでの生産稼働開始等、各製造工程間(エンジニアリングチェーン)の連携強化と高度化が必要です。
上記を実現すべく、本事業では、製造工程間でのシームレスなデータ連携や企業間でのセキュアなデータ共有を可能にするデジタル技術の開発を支援します。
詳細:https://www.nedo.go.jp/koubo/IT3_100164.html
■「サプライチェーン組換えや全体最適評価可能な原価企画/見積シミュレーション開発事業」について
<概要>
IoTの現場データやPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)の製品データと基幹システムの原価データを相互に連携させるデジタル技術を活用して、製造企業の迅速かつ全体最適な意思決定の促進を支援する。
・工程間データ連携システム(BOMやBOPなどの ものづくり情報)と、連携可能な原価企画/見積のシミュレーション評価システムを開発する。
・原価企画/見積のシミュレーション評価システムは、コンパクトかつリーズナブルな構成での提供を可能にして、広く普及を図る。
<ポイント>
・サプライチェーンの組換えや、新製品開発(企画設計)および設計変更時に、 サプライチェーン実態を踏まえた経営上の実現性検討を支援する。
・製品企画/設計の初期段階や製品のラインナップ変更などの際にも、想定販売量や利益、設備稼働率、設備の投資回収状況などを割り出し、製品毎の投資回収進捗や見通しを管理して、精度の高い原価企画を実現する。
<事業イメージ>
B-EN-GはNEDOの助成支援を受けて、2020年12月より本事業に関するプロジェクトを立ち上げ、2022年に「mcframe 7 シリーズ」および「mcframe PLM シリーズ」の製品(製品名は未定)として市場へリリースする予定です。
※mcframe 7の詳細は https://www.mcframe.com/product/7 まで。
※mcframe PLMの詳細は https://www.mcframe.com/product/plm まで。